2015年5月20日水曜日

板橋区へ 教室の引越し

5年ほど前に代田橋でピアノ教室を開いて以来、
様々な生徒さんとレッスンする機会に恵まれていましたが
この度板橋区に引っ越すこととなりました。

殆どの生徒さんたちはご近所の先生に引き続きレッスン
して頂けることに。
お別れはさみしいですが、引き継ぎの先生は毎年発表会を
一緒に開催させて頂いているので、また来年の発表会で
みんなの演奏を聴かせて貰えるのを楽しみに・・・。


2015年5月4日月曜日

ボンヌカーズ先生とイヴ・アンリ先生・レッスンとレクチャーコンサートでの通訳 

3月には昨年に引き続き日仏文化協会の汐留ホールで
ヴェロニク・ボンヌカーズ Véronique BONNECAZE先生。
今年もフランス人女性らしい素敵な出で立ちと具体的なレッスン。
楽譜にも細かく指使いやペダルを書き込んだりと女性らしい細やかさ
が魅力です。

そして5月2・3日は汐留ベヒシュタインサロンと入間の武蔵ホールにて
イヴ・アンリYes Henry先生のレッスンとレクチャーコンサートの通訳。
イヴ・アンリ先生はプレイエルなど古いピアノの演奏を通しての研究
にもご熱心で、特にショパンのペダリングには強いこだわりを持っています。
ショパンは自ら細かくペダリングを楽譜に指定している、他の作曲家の場合は
作曲家自身ではなくて編集者によって後から付けられたペダル指示が殆ど、
なのでショパンのペダリングは忠実に楽譜に書いてあるとおり試さなくては
ならないそうです。
作曲家でもありパリ音楽院で和声を教えていらっしゃるアンリ先生の
レッスンは和声進行や調整、それぞれの声部の役割や弾き分け方など
非常に明確で分かりやすいものばかりで模範演奏も素晴らしかった。

レクチャーコンサートは《作曲家のインスピレーションの源》について。
アンリ先生が用意した参考映像が音楽とともに流れたのも良かった。
ラヴェルの『絞首台』で流れたベルトランが描いたデッサンと
『ダンテを読んで』の参考映像がグロテスクで強く印象に残る。
また有名なボロディンの『ダッタン人の踊り』を先生が華やかに編曲
した演奏を聴けたりと色んな要素が満載のコンサート。
ラヴェルの『夜のガスパール』は流石!スカルボが暴れまわる様子が
目に浮かぶようで興奮した。
武蔵ホールの響きが素晴らしく、ベヒシュタインのピアノの音も堪能。
スタインウェイにはないいぶし銀の様な渋い魅力。

アンリ先生に記念にサインを頂戴しました


個人のお宅でのコンサート

久々のコンサートでした。 ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを 開かれている方にお声をかけていただき出演しました。 60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。 特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。 黒塗りされていない木目のピアノからは...