湯山昭の作品、『お菓子の世界」。
1973年に作曲されているのでそれから40年、今でもベストセラーの楽譜です。
21曲のお菓子の曲と3曲の間奏曲、そして序曲と終曲で構成。
『シュークリーム』『バウムクーヘン』『ポップコーン』『甘納豆』
など、曲の題名を見ただけでワクワク。
そして実際楽しい曲が沢山。
私がこの曲集を知ったのは大分大人になってから。
私も子供の頃にこんな楽しい曲を弾きたかったなーと思います。
そのなかから今『鬼あられ』を弾いている生徒さんがいます。
『鬼あられ』ってどんなお菓子だったかな?
勉強不足ですね^^;
噛みごたえのあるものだったよな、ということしか思い出せなかったのですが、
ある日その生徒さんのお母様が『鬼あられ』を見つけてお持ち下さいました。
早速生徒さんとお母様と3人で頂きました。
「かたーい!!」
ヘタしたら歯が欠けそう!
『鬼あられ』の曲調はゴツゴツ、ゴリゴリした感じ、跳ねた感じ、
皮肉っぽさ、日本的なメロディーやらですが、このかたーい
お煎餅を食べて3人で納得、頷いてしまいました。
あま~いお菓子ではなく、醤油味で気難しい鬼あられが
跳ねながら、人をおちょくりながら踊っています。
『おれはそこらへんの甘ったるいお菓子とは違うのだぞ!』
と言っているかの様。
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