2011年4月4日月曜日

ピアノとともに①

私の実家では伯母が家でピアノ教室をしていて、
その伯母自身もよくピアノを弾いていました。
伯母の弾くショパンやベートーヴェン、ドビュッシー、ブラームス、
そして生徒さんたちのレッスンを毎日のように聴いていて
ピアノが好きになったんですね。
ちなみ父も音楽好きで朝の目覚ましはワーグナー(!)
車に乗るとマドンナやマイケル・ジャクソンを聴いていました。
音楽はジャンルを問わず好きな人です。

幼いうちから遊びでピアノをさわってはいましたが、
いざ伯母に「ピアノ教えて!」とせがんだところ、
「ひらがなが読めるようになったら教えてあげるね」
と言われて私は読み書きを一生懸命覚えたそうです。

レッスンを始めてもらった頃の記憶は殆どないのですが、
レッスンでもらう曲はさんざん生徒さんが弾くのを聴いてきた曲
なので譜読みもせず耳の記憶で弾いていました。
ソルフェージュのレッスンは別の先生に受けていた
のですが、ピアノを弾くときの譜読みと
結びついていなかったのですね。
あるとき「あれ、楽譜読まないで弾いてたの?」と
伯母が気付いてびっくりしていたのを良く覚えています。

耳が自然と鍛えられていたので、幼稚園で先生が弾いている
歌の伴奏も覚えてそらで弾いていました。
その伴奏で近所の友達に歌わせていたそうです●^∀^●♪
こんなふうに小学生になる頃までは恵まれた環境の中で
ただただピアノが好きで、楽しく弾いていました。
ピアノと私との幸せな出会いでした。

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