2017年11月11日土曜日

アンリ・バルダ ピアノリサイタル2017

恩師アンリ・バルダのリサイタル2公演を聴いてきました。

10/29 港南区民文化センター ひまわりの郷
11/8   東京文化会館小ホール

プログラム

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 プレリュードとフーガより 
1. ハ長調      BWV846  
3. 嬰ハ長調   BWV848 
4. 嬰ハ短調   BWV849 
19. イ長調    BWV864 
20. イ短調    BWV865  
 
F.シューベルト:4つの即興曲 Op.90 (全曲)
 
 
------休憩-----------
 

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 プレリュードとフーガより
23.  ロ長調       BWV868               
18.  嬰ト短調    BWV863                                 
12.  へ短調        BWV857              
 
F.シューベルト:即興曲 Op.142(全曲)


どちらの公演もド迫力の熱演でした。
特に東京文化会館では非常に集中力の高く会場全体が一体となって
バルダの世界に惹き込まれました。
この日はNHKのカメラも入っていて、そのうちBSで放送されるとのこと。

バッハはペダルを躊躇なく多用しオルガンの様な壮大な響き。
シューベルトはその陰と陽の世界が非常に自然に描き出されていました。
地味になりがちなシューベルトですがバルダのシューベルトは
常に前進力があって生き生きとしています。

バッハもシューベルトも普段演奏会では弾いていなかったレパートリー
ですがもっと弾いて欲しいと思いました。特にシューベルト。

次回の日本公演が待ち遠しい。


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