2011年4月18日月曜日

大人の方のピアノレッスン

子供の頃ピアノを習っていてまた弾きたい、
全く習ったことはないがピアノを弾いてみたい、
あの曲が弾けるようになりたい。

大人の方ははっきりした目的をもって
レッスンを始められますので、とても
教えがいがあります。
何かを習得しようという姿勢に頭のさがる思いです。
猛練習していらっしゃる方もいて、こちらの
身が引き締まることも。

大人の場合は子供と違って何も考えなくても
言われているうちに技術が身につくということは
あまりないのですが、その代わり工夫をしながら
一緒に目標を定めていきます。
二人三脚のような感じです。
私の役目はその目標に早く、効率よくたどり着く
お手伝いをすることです。

練習が目的を持った楽しいものにするのに
一番大切なのは耳を澄ますことです。
リラックスして自分の奏でる音に耳を傾けられる
ようになると皆さんとても上達するのですよ。
その先は手の使い方やどういうところに気をつけて
演奏するか、といったコツをお伝えいたします。
無限の可能性をもつ音の世界を楽しみましょう。

2011年4月10日日曜日

井の頭公園の桜

今日は桜を見に井の頭公園へ。
橋から見たところ

桜の天井です





























東日本大震災後とあり、どんな雰囲気なのかと
思っていましたが、人出は凄かったです。
でも例年の様なお酒を飲んで騒ぐというより
静かにきれいな桜を楽しんでいる感じ。
いいお花見でした。

2011年4月6日水曜日

代田橋駅ホームから見える桜

今日は日中上着がいらないくらいの暖かさでしたね。
桜が満開です。



















新宿方面行きのホームから撮りました。
電線がちょっと残念です・・・。
今週の日曜日までお花見が出来るくらい残って
くれるとうれしいのですが。

2011年4月5日火曜日

飯田橋

今日は飯田橋を通りました。
飯田橋はフランス人の多いところです。
リセ・フランコ・ジャポネとうフランス人が通う高校、
日仏学院というフランス語を学ぶ老舗語学学校、ミシュラン、
フランス料理店などがあり、お茶しているフランス人ママの
集いもみかけます。フランス人のママチャリ集団は
フランスでも見かけない光景でなんか可笑しい。。
下の写真はフランス語の本が揃っている「欧明社」。

フランス語のラジオが流れ、狭い店内いっぱいに
フランスの書籍やフランス語学習参考書が並んでいます。
「OVNI オヴニ」というフランスに住む日本人が
2週間に一度発行される無料の情報誌もここで
頂けるので久しぶりに読みました。
日本人向けの不動産情報はや求人も掲載されていて
パリにいた頃は私も隅々まで読んでいました。
もっとも今はインターネットでもほぼ同じものが読めます。
http://www.ilyfunet.com/

「欧明社」のすぐ近くに東京大神宮があります。
東京のお伊勢様と言われているそうです。
以前この近くでアルバイトをしていたて毎日前を
通っていたのですが今日始めてお参りしてみました。
縁結びの神様として有名だとか。
参拝している人は圧倒的に女性が多いですね。

2011年4月4日月曜日

フランスの伴奏科

フランスに留学する前にもヴァイオリンや
歌の伴奏をする機会はありましたが、
フランスで学んだ伴奏法の授業内容は
全く私の想像を超える難しさでした。
ピアノ科は2年で卒業したものの、
伴奏科は4年もかかって卒業しました。

その内容とは・・・。

①初見演奏
基本ですね。
ただ間違えなく弾くだけより、曲の性格を素早く
つかんで伝える演奏能力が問われます。

②移調 
これは主に歌手の伴奏で求められる能力
楽譜を渡されて「あ~、全音低く伴奏してね♪」
などと要求された際にすぐ対応出来る様にします。

③室内楽曲やオーケストラ曲をピアノにアレンジして弾く。
ピアノ曲はト音記号とヘ音記号で書かれていますが
こちらはハ音記号、移調楽器など様々な形態の5線譜
を読むので、こなせるようになるには相当の訓練が必要。
私はオーケストラを想像しながらその響きに近いものを
ピアノで再現することがとても好きでコツコツやりましたが
 これを猛スピードで処理していく人は本当にスゴイです。

④伴奏員として限られた時間内でリハーサルを行い、
  アンサンブルの質を上げる。
これは初見能力、曲の分析、一緒に弾く奏者と自分を含め
どこを直したらいいのか素早く判断して効率よく仕上げる。
知らない曲だとなかなか冷静に聴いて判断するのが難しい、
さらにフランス語で奏者に指示を出すのがハンディになることも。。
私のもっとも苦手な科目でした。

⑤即興演奏  
といってもジャズの方たちのようにスゴイ即興を
するわけではありませんが、主題を与えられて
それに簡単なヴァリエーションをつけて演奏します。
色んなスタイルの音楽がとっさ思い浮かべばこっちのもの。

留学する前は伴奏科の存在すら知らず、興味もなかったのですが
知り合いに勧められて入学した伴奏科。
4年間とても大変でレッスンで泣きべそをかいたこともありましたが
本当に貴重な勉強をさせてもらいました。
伴奏科に所属していたことで頂いた仕事も数知れず。
卒業試験では頑張った甲斐があり審査員満場一致の1位卒業で
本当に嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。
特に効率良く曲を仕上げること、常に積極的に音楽に関わる姿勢を
学んだことは伴奏の仕事を始め、演奏、教えることにもとても役立っています。

ピアノとともに①

私の実家では伯母が家でピアノ教室をしていて、
その伯母自身もよくピアノを弾いていました。
伯母の弾くショパンやベートーヴェン、ドビュッシー、ブラームス、
そして生徒さんたちのレッスンを毎日のように聴いていて
ピアノが好きになったんですね。
ちなみ父も音楽好きで朝の目覚ましはワーグナー(!)
車に乗るとマドンナやマイケル・ジャクソンを聴いていました。
音楽はジャンルを問わず好きな人です。

幼いうちから遊びでピアノをさわってはいましたが、
いざ伯母に「ピアノ教えて!」とせがんだところ、
「ひらがなが読めるようになったら教えてあげるね」
と言われて私は読み書きを一生懸命覚えたそうです。

レッスンを始めてもらった頃の記憶は殆どないのですが、
レッスンでもらう曲はさんざん生徒さんが弾くのを聴いてきた曲
なので譜読みもせず耳の記憶で弾いていました。
ソルフェージュのレッスンは別の先生に受けていた
のですが、ピアノを弾くときの譜読みと
結びついていなかったのですね。
あるとき「あれ、楽譜読まないで弾いてたの?」と
伯母が気付いてびっくりしていたのを良く覚えています。

耳が自然と鍛えられていたので、幼稚園で先生が弾いている
歌の伴奏も覚えてそらで弾いていました。
その伴奏で近所の友達に歌わせていたそうです●^∀^●♪
こんなふうに小学生になる頃までは恵まれた環境の中で
ただただピアノが好きで、楽しく弾いていました。
ピアノと私との幸せな出会いでした。

個人のお宅でのコンサート

久々のコンサートでした。 ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを 開かれている方にお声をかけていただき出演しました。 60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。 特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。 黒塗りされていない木目のピアノからは...