2011年12月30日金曜日

ネコのいるカフェ・吉祥寺のドナテロウズ

吉祥寺・井の頭公園エリアは子供の頃から馴染みがあり、
大好きな街。
最近は人気スポットでどこを歩いてもすごい人出です。

この日は井の頭公園駅前のビアンカーラに行く前に
ドナテロウズカフェでお茶。
ここはネコ(野良?)が出入りするジェラートの美味しいお店。
井の頭公園の入り口にあって昼間は景色も抜群です。

イスの上で熟睡











この日は3匹のネコがお昼寝していました。
何回か訪れていますが、いつもみんな寝ているんです。
ネコアレルギーの方は入れないですが、いてくれるだけで
和ませてくれます。

2011年12月15日木曜日

グレン・グールド

やっと観てきました。

グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独

これまで知られることのなかったグールドの家族、恋愛、孤独
について語られていて、グールドに少しでも興味をもったことの
ある人なら釘付けなるのではないでしょうか。

子供の頃からグールドの『バッハ:インヴェンションとシンフォニア
に親しみ、思春期には『ブラームス:間奏曲集』を何度聴いたことか。
ベートーヴェンの解釈も大好きで、中学・高校時代とベートーヴェンに
凝っていた私は彼の演奏にいたく共感したものです。

最近はCDなどの録音を聴くことがめっきり減ったため
グールドの演奏もご無沙汰でしたが、映画を見てあの頃グールドから受けた
強烈な印象が甦ってきました。
バッハの躍動感は極めつけです。

変わった天才音楽家、と評され、死後30年経った今も
世界中で愛聴されててきましたが今回の映画や
グレン・グールド シークレット・ライフ』の刊行により
グールドファンは確実にまた増えるのでは。

録音も含め、音の芸術に全身全霊で取り組んだ生涯に感動し、
人間的な魅力も垣間見てグールドをより身近に感じました。

2011年12月6日火曜日

ソプラノコンサートでの伴奏

去る12月4日、先日代々木上原のムジカーザにて
ソプラノコンサートの伴奏をしました。
歌は郡島泰子さん。

フォーレ、サティ、プーランク、ドビュッシーなどの
フランス歌曲を中心としたプログラムでした。
フランス語は歌いにくい言葉だと言われていますが
泰子さんは十分研究していてきちんと聴き取れる
フランス語でした。
フランス歌曲は美しいものが沢山ありますが
日本ではどちかというと馴染みがないので
今後もっと広まるといいなと思います。
またフランス歌曲はピアノ伴奏も魅力的なものが多く
伴奏するのが楽しいのです。
田中喜直や高田三郎の日本歌曲はやはりお客様の
心に響いたようで、もっと日本歌曲を聴きたかった
という感想が多かったですし、私ももっと演奏したいと思いました。

後半でピアノソロを一曲演奏。
ラヴェルのソナチネを弾きました。











この曲はラヴェルの初期ピアノ作品ですが
非常に良くまとまった宝石のような曲です。
伴奏の合間にソロを弾くのはいつもとは違った緊張でしたが
ホールの響きが良くピアノも弾きやすく気持ちよく
演奏することができました。

個人のお宅でのコンサート

久々のコンサートでした。 ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを 開かれている方にお声をかけていただき出演しました。 60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。 特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。 黒塗りされていない木目のピアノからは...