2011年12月6日火曜日

ソプラノコンサートでの伴奏

去る12月4日、先日代々木上原のムジカーザにて
ソプラノコンサートの伴奏をしました。
歌は郡島泰子さん。

フォーレ、サティ、プーランク、ドビュッシーなどの
フランス歌曲を中心としたプログラムでした。
フランス語は歌いにくい言葉だと言われていますが
泰子さんは十分研究していてきちんと聴き取れる
フランス語でした。
フランス歌曲は美しいものが沢山ありますが
日本ではどちかというと馴染みがないので
今後もっと広まるといいなと思います。
またフランス歌曲はピアノ伴奏も魅力的なものが多く
伴奏するのが楽しいのです。
田中喜直や高田三郎の日本歌曲はやはりお客様の
心に響いたようで、もっと日本歌曲を聴きたかった
という感想が多かったですし、私ももっと演奏したいと思いました。

後半でピアノソロを一曲演奏。
ラヴェルのソナチネを弾きました。











この曲はラヴェルの初期ピアノ作品ですが
非常に良くまとまった宝石のような曲です。
伴奏の合間にソロを弾くのはいつもとは違った緊張でしたが
ホールの響きが良くピアノも弾きやすく気持ちよく
演奏することができました。

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