年に一度の発表会、無事に終了しました。
前回に引き続き、他の先生方の生徒さんも合わせて
40人近い生徒さんが出演し、華やかな会となりました。
生徒さん達はそれぞれが個性と技をで素敵な演奏を披露してくれました。
300席を超える大きな舞台での演奏、とても緊張したと思います。
練習の時には何でもなかった所でつまづいたり、いろいろあったと思いますが
みんな孤独な舞台でしっかり自己解決し、前向きな演奏でした。
きっと自信と次への目標へと繋がったのではと思います。
来年も1月に発表会を行います。
皆さん、また一緒に頑張りましょう♪
2014年1月27日月曜日
2014年1月15日水曜日
アルド・チッコリーニ わが人生 ピアノ演奏の秘密
『アルド・チッコリーニ わが人生 ピアノ演奏の秘密』
パスカル・ル・コール著 海老彰子訳
イタリアで生まれ育ちフランスで学び
その後フランス国籍のチッコリーニ。
私がフランスにいた頃は元パリ音楽院教授というぐらいの認識
でしたが最近の来日公演が素晴らしいと聞き興味を持ち読んでみました。
イタリアで徴兵され数年間ピアノに触れることが出来ず、
父を亡くし家族を養うためにバーでピアノを弾いていたことなど
年代を感じさせる内容から始まります。
シュヴァルツコプフなど偉大な歌手との共演で多くを学んだこと、
ピアノを弾く人は歌手の伴奏をし音楽の中での呼吸の仕方を
学ぶことを強く推奨しています。
『歌手たちは、たとえ地球上の全ての欠点を持っていたとしても、
呼吸の取り方については絶対に間違えません』という一文が
ほんとうにその通りだと印象的です。
テクニックについて、ては鍵盤を『つかむ』『引きつける』
ことを学ぶことによって成り立つことに始まり、レガート奏法、
ペダルについてなど細かく記されています。
非常に謙虚であたたかな人柄があふれる文章。
1925年生まれの89歳とご高齢なので聴けるチャンスは
もうそんなに無いかもしれません。
また次の来日公演があれば是非聴いてみたいと思いました。
パスカル・ル・コール著 海老彰子訳
イタリアで生まれ育ちフランスで学び
その後フランス国籍のチッコリーニ。
私がフランスにいた頃は元パリ音楽院教授というぐらいの認識
でしたが最近の来日公演が素晴らしいと聞き興味を持ち読んでみました。
イタリアで徴兵され数年間ピアノに触れることが出来ず、
父を亡くし家族を養うためにバーでピアノを弾いていたことなど
年代を感じさせる内容から始まります。
シュヴァルツコプフなど偉大な歌手との共演で多くを学んだこと、
ピアノを弾く人は歌手の伴奏をし音楽の中での呼吸の仕方を
学ぶことを強く推奨しています。
『歌手たちは、たとえ地球上の全ての欠点を持っていたとしても、
呼吸の取り方については絶対に間違えません』という一文が
ほんとうにその通りだと印象的です。
テクニックについて、ては鍵盤を『つかむ』『引きつける』
ことを学ぶことによって成り立つことに始まり、レガート奏法、
ペダルについてなど細かく記されています。
非常に謙虚であたたかな人柄があふれる文章。
1925年生まれの89歳とご高齢なので聴けるチャンスは
もうそんなに無いかもしれません。
また次の来日公演があれば是非聴いてみたいと思いました。
2014年1月7日火曜日
明けましておめでとうございます
登録:
投稿 (Atom)
個人のお宅でのコンサート
久々のコンサートでした。 ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを 開かれている方にお声をかけていただき出演しました。 60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。 特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。 黒塗りされていない木目のピアノからは...
-
高田美(たかたよし)さんとの出会いは1999年の夏、パリでのこと。 大学4年の時に参加した南仏ビアリッツのサマーセミナーでアンリ・バルダ先生と 勉強したあと、 私は一週間ほど一人でパリをフラフラ観光していました。 するとバルダ先生がパリ案内をしてくださり、親友である高田美さ...
-
12月16日はつくばのフランス音楽研究会主催のコンサートでした。 2016年に続き今回が2回目の出演となります。 私は前半のラヴェル・プーランク・サティ・シャブリエの 動物を題材にした歌曲の伴奏で出演しました。 動物を題材にしながらも人間の喜怒哀楽を描いたペーソスの効...
-
ソプラノの瓦愛都さんとメゾ・ソプラノのルチア・トドランLucia Todoranさん とのコンサートが国立の洋菓子店「白十字」のサロンで行われました。 瓦愛都さんと 終演後 お二人はルーマニアの音楽院で共に勉強してきた仲間。 ...