2023年6月29日木曜日

上達への近道:音楽を聞く習慣をつける

 

レッスンに通っておうちで練習する以外に上達する方法

があります。

「音楽をたくさん聴くこと」

です!


みなさんのおうちではどれくらい音楽を聴いていますか?


様々な音楽を聴くことで演奏表現の引き出しが自然と増えます。

音楽を聴いて心を揺すぶられる経験、音楽そのものに憧れる経験、

こういった要素が練習へのモチベーションにもなります。


音楽家の家庭に生まれると音楽家になる可能性が高くなる、

これは毎日音楽を聴いているからにほかなりません。


お子さんにピアノを習わせている親御さんは是非

音楽を聴く習慣をつけさせてあげて下さい。

今はCDを買う時代ではないかもしれませんが、

不快な広告を見ずに音楽を聞けるYouTubePremium(現在月1,200円ほど)

やAmazonprimeMusicなど、昔と違って良い音楽を安く

聴ける時代ですから活用したいものです。





2023年6月1日木曜日

幼児の体験レッスンと面談

幼児を対象とした有料体験レッスンを止めて、

一旦無料面談のみとすることにしました。

教室を開いて以来、体験レッスンにいらした方は殆ど入会されますが

最近「体験レッスンってなんの意味があるのかな?」と考えました。


幼児の体験レッスンの内容は教室によっても異なるかとは思いますが

歌ったり、ごく簡単なリズムについて説明したり叩いてみたり、

ピアノの白鍵と黒鍵で遊んでみたり・・・という感じでしょうか。

子供はみんな喜びます。

そして教室の説明やざっくりとした指導方針や日程についてなどの

お話、練習のこと、楽器のご相談などなど・・

正直どこのピアノ教室でもそんなに変わらないのではと想像します。

(うちは違うわよ!という先生方には申し訳ありません)


指導者向けに「体験レッスンプログラム」なるテキストが販売されています。

いかにして楽しんでもらって入会に結びつけるか!という内容です。

以前大変驚いたことに、体験レッスン後に子供から「ねぇ、お土産くれないの?」

と言われたことがあります。

お土産まで配る営業要素の強い体験レッスンが存在するのだなと思いました。

体験レッスンは子供にとってはどこに行っても大体楽しいものです。

子供の判断のみで教室を決めることは避けたほうが良いです。


要は体験レッスンだけでは教室の比較は難しい。

1回の体験レッスンでその先生が先々どんな指導をするのかなんて分かりませんし、

指導者の実力は学歴や演奏、そして在籍している生徒さんの演奏を

聴くのが一番の判断材料でしょう。


私が子供のレッスンを開始するにあたって必要なのは、

まず指導者と親が同じ方向を向いていることです。

1回ぽっきりの楽しい体験レッスンでは分からないことの方が多いので、

面談でじっくりとお話することこそ欠かせないのではという考えです。

面談では

・ピアノを習う目的をはっきりとさせる。

・どの程度のレベルを求めるのか。それによってテキストや

 楽器の選択、目標とする練習時間も変わってきます。

 場合によっては他のお教室に行かれたほうが良いことも。

・レッスン室の雰囲気や指導者の雰囲気を見る

これらがキーポイントだと思います。

面談後にいくらご質問いただいても結構です。

お互いが十分納得の上でレッスンを始めることがその後の

レッスンをスムーズに気持ちよく進めるポイントです。


ピアノの学習経験のある方には引き続き体験レッスンをいたします。

経験者の場合はレッスン内容の比較が出来るからです。





ピアノ以外の楽器を楽しむ

ピアノのレッスンに通う子供の生徒さんのなかには そのうちに他の楽器を始める方もいます。 個人レッスンよりは大体は学校の吹奏楽やオーケストラに 所属することが多いですね。 私の生徒さんのことを思い返すとヴァイオリン、チェロ、 フルート、クラリネット、トロンボーンなど。 みんなとても...