久々のコンサートでした。
ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを
開かれている方にお声をかけていただき出演しました。
60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。
特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。
黒塗りされていない木目のピアノからはは柔らかい音がします。
トークを入れて2時間ほどの少し長めのコンサートでしたが
お客様があたたかい雰囲気で集中して聴いて下さいました。
有名な曲もプログラムに入れるリクエストがあったので
久しぶりにショパンの幻想即興曲なども入れました。
自分で企画するコンサートとはまた違ったプログラミングになり
準備も新鮮でした。
こちらのお部屋は我が家の防音室の設計を担当してくださった
アーキノートの紅谷さんによるもの。
この日は紅谷さんもお客様としていらして下さいました。
我が家と同じくよく響く空間で気持ちよく弾けます。
紅谷さんはご自身もピアノを演奏なさることもあり
私も安心してお願いしました。
防音工事を検討される方はアーキノートさん要チェックです!
しばらく人前で弾かない間に自分も変わったのだなと思うことがありました。
以前より自分らしさを失わずに演奏を楽しめるようになったように感じます。
【当日のプログラム】
ドビュッシー
前奏曲集第1巻より
・亜麻色の髪の乙女
・アナカプリの丘
・沈める寺
・パックの踊り
フォーレ
舟歌第6番 変ホ長調 op.70
ラヴェル
亡き王女のためのパヴァーヌ
ソナチネ
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ラフマニノフ
『音の絵』より
第2番 ハ長調 Op.33-2
『前奏曲』より
ニ長調 op.23–4
嬰ト短調 op.32–12
ショパン
即興曲 第1番 変イ長調 op.29
幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66
ノクターン 嬰ヘ長調 op.15-2
舟歌 嬰ヘ長調 op.60