最近は「おうちで練習をしなくても良い」というピアノ教室があるそうです。
数年前に生徒さんのお母様からこの辺りにもその様な教室が
あると聞きました。
最初は驚きましたが、現代の忙しい子供のことを考えると
ニーズに合っているのでしょう。
ピアノ教室は沢山あり、方針も様々です。
☆アコースティックピアノ所有でないとレッスンを受けられない教室
☆電子ピアノで受講できる教室
☆毎日の練習が前提の教室
☆練習しなくても良い教室
etc.
当然ですがいろんな教室があり、
ニーズに合った教室を選ぶことは重要ですね。
当教室に通われようとしている方には
「ほぼ毎日練習し、レッスンでは練習の成果をチェックしてもらい
新しいこと習う」ルーティンが上達のためには欠かせないと
お伝えしています。
とてもシンプルですが、たしかに他の習い事に比べたりすると
ハードルが高いかもしれません。
しかしコツコツと練習を積み重ねないと上達しないですし、逆にそのことに
喜びを見いだせるようにならないと面白みの少ない習い事ではないかと
私は思っています。
どんなレベルであっても質の高い演奏を目指す、
美しい音色と演奏スタイルで、ということを目標としている当教室では
レッスンを受けたい方には次のことをお願いしています。
♪ほぼ毎日の練習。
♪音楽を聴く習慣をつけること。
この2点だけです。
「音楽を聴く習慣」について詳しくはまたの機会に書きますが、
この2点を実践するのは子供のレッスンの場合は保護者です。
保護者が音楽を沢山聴かせてあげて、練習の習慣をつけてあげて、
練習に応えてくれる楽器を出来る範囲で用意する。
大変そうに聞こえるかもしれませんが、習慣に出来るかどうかなので
習慣にしている生徒さんは特別なことだと思わずやっています。
練習させるのが大変という保護者の方へいつもアドバイスするのは
「練習時間を決める」
そして
「練習しなさい」ではなく「〇〇ちゃんのピアノが聴きたい」
とお声がけして下さい。
特に朝学校に行く前に10分でも練習する、
またはソルフェージュ課題だけでも済ませ、帰宅してから練習をする。
朝の練習や勉強は頭もクリアでとっても効率の良い方法ですよね。
私も小学校から高校まで、通学前に必ず練習していました。
この習慣をつけさせてくれたのは一緒に住んでいた祖母でしたが
いまでも感謝しています。
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