2013年7月9日火曜日

ソルフェージュ

ソルフェージュはフランス語solfègeで、
『Sol ソ』が目印となるト音記号と『 Fa ファ』が目印になる
ヘ音記号が語源となっています。
『楽譜を正しく読んで演奏するための訓練』ですね。

国語に直せば文章を正しく読んで理解出来るように学習するのと同じ。
楽譜からリズム感、フレーズなどを読み取り、相応しい
表現をするのに大切な要素です。

導入からソルフェージュを学ぶと後になってからの
伸び方にグンと差がつきます。
譜読みが早くなり、すぐに音楽を掴めるのでのびのびと
演奏を楽しむことが出来ます。
また、アンサンブルをするときにも非常に役立ちます。

逆にソルフェージュを疎かにすると読譜が大変なので、
ある程度の年齢になり音の多い楽譜になると譜読みがなかなか
終わらない、曲の作りがなかなか頭に入らないので暗譜が出来ない
仕上がりが遅くなる、などの悪循環に陥りがちです。

せっかく楽器を習い始めるのでしたらソルフェージュはある程度
しっかりと学んでもらいたいと思います。
大人になってからでももちろん学べますが、子供のうちに
始めればソルフェージュは楽しく学べて楽に身につきます。
幼稚園生や小学校低学年ですと、ゲームをしているような感じです。
同時に自然と絶対音感もつくケースが多いです。
(絶対音感という言葉についてはいろいろと思うところが
あるのですがそれはまたの機会に・・・)

私がよく使うソルフェージュの教材。
前にご紹介した『うたとピアノの絵本』や『アキピアノ教本』の
呉あき先生の教本です。







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