通訳をしてきました。
アンリ先生は楽譜の読み込み、レガート奏法、和声、練習の仕方などを
細かく、そしてプロアマチュア問わず情熱的に指導なさいました。
作曲家の意図したことを噛み砕いて説明し、理想の音楽を目指して
様々なアドヴァイスをする姿勢はどんな年齢・レヴェルの受講生
にも変わることがありません。
東京だけでなく関西でのレッスン・コンサートもたて続けでしたが
まったく疲れもみせずいつも穏やか。
いちど『フランスとの時差もあるし、お疲れではありませんか?』と
伺うも『全ッ然!』とのお答え(笑)素敵すぎます。
演奏は勿論、音楽教育にも情熱を注いでいらしてパリ音楽院では
音楽理論と演奏をいかに結びつけるかを学ぶクラスを新設されたと
お話してくださいました。
アンリ先生はショパンの時代の楽器を使ってショパンが最後に行ったコンサート
を再現したやCDを制作したりとオリジナル楽器を使用したユニークな
企画も沢山なさっています。
その様子がフランスのラジオ局HPから聴けます(2017年2月28日まで)。
写真左上の Ecouter L'émission の左側のボタンを押すと聴けます。
ショパンの時代のピアノ、1837年のエラールと1844年のプレイエルを
使用しての演奏です。
公開レッスンの様子 |
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