2011年10月11日火曜日

ピアノのテキスト・教材

子供向けのピアノテキスト、今はカラフルでかわいいものが
数多く出版されていますね。
内容も工夫されていて飽きさせないように配慮されています。

生徒さんに合わせてテキストを選ぶので、楽譜屋さんに行くと
あれこれ悩んであっという間に時間が経ちます。

私が最近良く使うテキスト、「アルフレッドピアノライブラリー」













親しみやすい表紙ですよね。なかの挿絵もかわいいです。
このテキストは大体4冊セットで出来ています。
・レッスンブック(楽典の説明とそれ使った曲)
・併用曲集(レッスンブックで学んだ要素をつかった曲)
・楽典(日本のテキストにはない体系的な楽典)
・聴音(私はソルフェージュをしているので使わないこともあります)

アメリカ生まれのテキストですが、同じくアメリカのバスティンという
テキストを研究している方にお伺いしたところ、アメリカはヨーロッパと
違いクラシック音楽の伝統がないので、そういう環境でもクラシックの
基礎を誰でも無理なく学べるようにというコンセプトでつくられる
テキストが多いそうです。
これはそのまま日本の環境にも当てはまりますね。

私がテキストに魅力を感じる理由の一つは
響きを楽しめる楽しい曲が多いからです。
早い段階で左手の低いドレミファソが出てくるので
音数がすくなくても響きにボリュームがあるので
子供達も弾いていて楽しいようです。

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