2013年7月31日水曜日

アンリ・バルダのショパン

私の敬愛するアンリ・バルダ先生が30年以上前に演奏したもの。
ショパンのマズルカ  in C-sharp Minor, Op.63, No.3
力強い音、躍動感、センス、今も変わりません。


バルダは今度の9月30日にはオレグ・カエターニ指揮・東京都交響楽団と
ベートーヴェンのコンチェルト3番を演奏します。
今ではなかなか聴けけないスケールが大きく古き良き
ヨーロッパの香り漂う演奏。
皆様も是非!

2013年7月28日日曜日

次回の発表会

前回の発表会はは昨年12月24日、クリスマス・イブで楽しい
雰囲気でしたが次回は来年2014年1月なので新年が明けて
清々しい感じの会となりそうです。
本番を控えた生徒さんには「すがすがしい~」なんて
気持ちの余裕はないかもしれませんが(^_^;)

場所は渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホール。
新しい施設で渋谷駅からも近く、先日チェンバロの
植山けいさんのリサイタルを聴きに訪れたのですが
音響も良かったです。










面白いのが客席の左右に桟敷席があり、座布団が置いてあります( ´∀`)
ついついリラックスし過ぎてしまいそうですネ
















前回に引き続き普段からお世話になっている他のピアノ教室との
合同発表会ですので、様々な出演者の演奏を聴くことが出来るし、
生徒さんにとっても私にとっても沢山の刺激があるでしょう。


2013年7月10日水曜日

教室の写真












レッスン室の隣の部屋は付き添いの保護者様やご兄弟が
レッスンの間お待ちいただけるようになっています。
最近はぬいぐるみが増えて賑やかになってきました♫

2013年7月9日火曜日

ソルフェージュ

ソルフェージュはフランス語solfègeで、
『Sol ソ』が目印となるト音記号と『 Fa ファ』が目印になる
ヘ音記号が語源となっています。
『楽譜を正しく読んで演奏するための訓練』ですね。

国語に直せば文章を正しく読んで理解出来るように学習するのと同じ。
楽譜からリズム感、フレーズなどを読み取り、相応しい
表現をするのに大切な要素です。

導入からソルフェージュを学ぶと後になってからの
伸び方にグンと差がつきます。
譜読みが早くなり、すぐに音楽を掴めるのでのびのびと
演奏を楽しむことが出来ます。
また、アンサンブルをするときにも非常に役立ちます。

逆にソルフェージュを疎かにすると読譜が大変なので、
ある程度の年齢になり音の多い楽譜になると譜読みがなかなか
終わらない、曲の作りがなかなか頭に入らないので暗譜が出来ない
仕上がりが遅くなる、などの悪循環に陥りがちです。

せっかく楽器を習い始めるのでしたらソルフェージュはある程度
しっかりと学んでもらいたいと思います。
大人になってからでももちろん学べますが、子供のうちに
始めればソルフェージュは楽しく学べて楽に身につきます。
幼稚園生や小学校低学年ですと、ゲームをしているような感じです。
同時に自然と絶対音感もつくケースが多いです。
(絶対音感という言葉についてはいろいろと思うところが
あるのですがそれはまたの機会に・・・)

私がよく使うソルフェージュの教材。
前にご紹介した『うたとピアノの絵本』や『アキピアノ教本』の
呉あき先生の教本です。







2013年6月30日日曜日

悔し泣き

年長さんの女の子、とっても頑張り屋さん。
お母様と日々練習に励んでいます。
ピアノを始めた頃はどんどんマルがもらえたのに、
曲が難しくなってきて一回でマルにならないことも
多くなってきました。
上達しているからもう少し先の段階、たとえばスラーを正確に、
とか暗譜ができたら、とか手の形にも気をつけて綺麗な音で
弾きましょう、などの新しい課題を出すのですが
本人は「頑張ったし上手くいったのに!」と悔しくて涙してます。
でもお母様は「どちらかというと遠慮がちでおとなしいタイプ
だったこの子が悔し泣きするくらい一生懸命になったことに
驚きました。ピアノを習わせて良かったです」
と仰っていました。

ピアノのお稽古は練習が必要なので他の習い事より
厳しいし、ご家族に求められる練習のフォローも
小さいうちは大変かと思いますが、レッスンのために
目標を持ってコツコツと準備を重ねることで得られる
経験は大きな糧となるのではと思います。

2013年6月25日火曜日

和泉のネコ5

久しぶりにネコ登場です。
2~3匹のネコが溜まっている道、先が行き止まりで
人通りも少ないのでみんなのんびりリラックス~。
このネコは近づいても逃げないし撫でると体をくねらせて喜びます。



2013年6月21日金曜日

『鬼あられ』

湯山昭の作品、『お菓子の世界」。
1973年に作曲されているのでそれから40年、今でもベストセラーの楽譜です。
21曲のお菓子の曲と3曲の間奏曲、そして序曲と終曲で構成。
『シュークリーム』『バウムクーヘン』『ポップコーン』『甘納豆』
など、曲の題名を見ただけでワクワク。
そして実際楽しい曲が沢山。
私がこの曲集を知ったのは大分大人になってから。
私も子供の頃にこんな楽しい曲を弾きたかったなーと思います。














そのなかから今『鬼あられ』を弾いている生徒さんがいます。
『鬼あられ』ってどんなお菓子だったかな?
勉強不足ですね^^;
噛みごたえのあるものだったよな、ということしか思い出せなかったのですが、
ある日その生徒さんのお母様が『鬼あられ』を見つけてお持ち下さいました。














早速生徒さんとお母様と3人で頂きました。
「かたーい!!」
ヘタしたら歯が欠けそう!
『鬼あられ』の曲調はゴツゴツ、ゴリゴリした感じ、跳ねた感じ、
皮肉っぽさ、日本的なメロディーやらですが、このかたーい
お煎餅を食べて3人で納得、頷いてしまいました。
あま~いお菓子ではなく、醤油味で気難しい鬼あられが
跳ねながら、人をおちょくりながら踊っています。
『おれはそこらへんの甘ったるいお菓子とは違うのだぞ!』
と言っているかの様。

個人のお宅でのコンサート

久々のコンサートでした。 ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを 開かれている方にお声をかけていただき出演しました。 60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。 特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。 黒塗りされていない木目のピアノからは...