2015年
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
発表会まであと3週間となりました。
先日プログラムが出来上がってきました!
これ見ると『いよいよ本番ですぞ〜』って気が引き締まりますね。
今年の講師演奏ではドビュッシーの映像第2集から
『金色の魚』を弾きます。
2015年1月4日日曜日
2014年12月30日火曜日
ポゴレリチ来日公演2014
今年が終わらないうちに書いておかないと。。。
↑
昨年と同じ成り行き(笑)
今年もポゴレリチが来日しました。
私のつたない文章では伝わるものはほんの僅かではありますが
一応記しておきます。
12月14日(日)19:00 サントリーホール
リスト: 巡礼の年第2年「イタリア」から
ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
シューマン: 幻想曲 ハ長調 op.17
ストラヴィンスキー: 「ペトルーシュカ」からの3楽章
ブラームス: パガニーニの主題による変奏曲 op.35
なんと、全く新しい曲ばかり。
ポゴレリチは同じレパートリーを何度も繰り返して弾くピアニスト
として知られているので、『本当にこれ全部弾くの?』と半信半疑でしたが
今シーズンは既にヨーロッパでもこのプログラムで繰り返し弾いている
情報だったので、『本当に弾くんだ!』とドキドキでした。
どれも気力体力を消耗する難曲揃いで、テーマは『ヴィルトゥオジティ』。
会場に早めに入るとお決まりのポゴレリチ練習中。。
小さな音で、ゆっくりと曲の部分練習してます。
普通、こんなとこお客さんに見せないのに、本当に変わった人です。
リストのダンテ、この曲どこが良いのかと全く興味を持ったことがないのですが、
ポゴレリチは皆がバリバリ弾くこの曲に新しい光を与えていました。
普段は空々しくしく聴こえていたパッセージに新しい言葉が与えられ、
ダンテ『神曲』の「地獄篇」を描いたという背景に相応しい音楽に。
リストって奥が深いと思った眼から鱗の演奏でした。
(後日楽譜の整理をしていたら買った覚えのない巡礼の年第2年の楽譜発見!
初めて譜読みしてみた)
続くシューマンの幻想曲。
特に2楽章が刹那的で絶望感たっぷりのマーチ。
これまたこの曲はこの様に弾くべき!と思う。
恐るべし説得力。
決して楽しい曲ではないのだね、この2楽章って。
訳の分からない曲だと思ってましたが、初めて納得した。
後半のペトルーシュカ、いやぁこれが楽しかった!
ポリーニの録音が有名ですが、あれは『ほれ、すごいだろ!』という
雰囲気満々の演奏。
ポゴレリチのペトルーシュカはこの曲が元々バレエ音楽なのだ
ということを再認識させる躍動感たっぷりの演奏。
道化師ペトルーシュカとカラフルな舞台が目に浮かんできます。
『ヴィルトゥオジティとはテクニックを見せるのではなく、音楽に光をもたらすもので、
人々が音楽を理解し、楽しめるようにするもの』とうポゴレリチの言葉通り。
この人の言っていることはいつも深くて、言うだけでなく演奏に反映されてる。
巨人です。
もうココらへんで私は感動で涙しそうになっていました。
最後はパガニーニ変奏曲。
これは私も高校生の頃弾いたのですが『なんという難しい曲なのだ!』と
唸りながら練習した思い出の曲。
この曲は軽やかにアクロバティックに弾いているのを聴くと凄い!と思うのですが
ポゴレリチは軽やかさには全く執着しない演奏。
テーマがオドロオドロしく弾かれたのにはびっくりし、なんともロマンチックな
歌いまわしがあったり、ブラームスらしい重厚な演奏。
以前はエキセントリックと言われたポゴレリチですがこれからは
そういうキャッチフレーズは使われなくなるでしょう。
芸術家として王道。
ピアノと音楽への献身にただただ尊敬です。
本当に刺激的なコンサートした。
次の来日が待ち遠しい。
↑
昨年と同じ成り行き(笑)
今年もポゴレリチが来日しました。
私のつたない文章では伝わるものはほんの僅かではありますが
一応記しておきます。
12月14日(日)19:00 サントリーホール
リスト: 巡礼の年第2年「イタリア」から
ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
シューマン: 幻想曲 ハ長調 op.17
ストラヴィンスキー: 「ペトルーシュカ」からの3楽章
ブラームス: パガニーニの主題による変奏曲 op.35
なんと、全く新しい曲ばかり。
ポゴレリチは同じレパートリーを何度も繰り返して弾くピアニスト
として知られているので、『本当にこれ全部弾くの?』と半信半疑でしたが
今シーズンは既にヨーロッパでもこのプログラムで繰り返し弾いている
情報だったので、『本当に弾くんだ!』とドキドキでした。
どれも気力体力を消耗する難曲揃いで、テーマは『ヴィルトゥオジティ』。
会場に早めに入るとお決まりのポゴレリチ練習中。。
小さな音で、ゆっくりと曲の部分練習してます。
普通、こんなとこお客さんに見せないのに、本当に変わった人です。
リストのダンテ、この曲どこが良いのかと全く興味を持ったことがないのですが、
ポゴレリチは皆がバリバリ弾くこの曲に新しい光を与えていました。
普段は空々しくしく聴こえていたパッセージに新しい言葉が与えられ、
ダンテ『神曲』の「地獄篇」を描いたという背景に相応しい音楽に。
リストって奥が深いと思った眼から鱗の演奏でした。
(後日楽譜の整理をしていたら買った覚えのない巡礼の年第2年の楽譜発見!
初めて譜読みしてみた)
続くシューマンの幻想曲。
特に2楽章が刹那的で絶望感たっぷりのマーチ。
これまたこの曲はこの様に弾くべき!と思う。
恐るべし説得力。
決して楽しい曲ではないのだね、この2楽章って。
訳の分からない曲だと思ってましたが、初めて納得した。
後半のペトルーシュカ、いやぁこれが楽しかった!
ポリーニの録音が有名ですが、あれは『ほれ、すごいだろ!』という
雰囲気満々の演奏。
ポゴレリチのペトルーシュカはこの曲が元々バレエ音楽なのだ
ということを再認識させる躍動感たっぷりの演奏。
道化師ペトルーシュカとカラフルな舞台が目に浮かんできます。
『ヴィルトゥオジティとはテクニックを見せるのではなく、音楽に光をもたらすもので、
人々が音楽を理解し、楽しめるようにするもの』とうポゴレリチの言葉通り。
この人の言っていることはいつも深くて、言うだけでなく演奏に反映されてる。
巨人です。
もうココらへんで私は感動で涙しそうになっていました。
最後はパガニーニ変奏曲。
これは私も高校生の頃弾いたのですが『なんという難しい曲なのだ!』と
唸りながら練習した思い出の曲。
この曲は軽やかにアクロバティックに弾いているのを聴くと凄い!と思うのですが
ポゴレリチは軽やかさには全く執着しない演奏。
テーマがオドロオドロしく弾かれたのにはびっくりし、なんともロマンチックな
歌いまわしがあったり、ブラームスらしい重厚な演奏。
以前はエキセントリックと言われたポゴレリチですがこれからは
そういうキャッチフレーズは使われなくなるでしょう。
芸術家として王道。
ピアノと音楽への献身にただただ尊敬です。
本当に刺激的なコンサートした。
次の来日が待ち遠しい。
2014年12月2日火曜日
コンクール・オーディション
今年はcollineの生徒さん、勤めている音楽教室それぞれから
沢山の生徒さんがコンクールやオーディションを受けました。
殆どの生徒さんが賞を貰って、中には1位を受賞する生徒さんも。
残念ながら賞を貰えなかった生徒さんも、本当に頑張って
得たものはあったはずです。
夏に始まったコンクールで
地区予選→秋の地区大会→年末の全国大会
と順調に進むのは嬉しいですが、生徒さんも私も
『長いね〜』とちょっと疲れ気味。
コンクールを受けるのは励みになり、また曲を仕上げるプロセスを
学べるのが良いのですが、限られた練習時間とレッスン時間では
どうしてもコンクールで弾く曲以外のことが疎かになりがちです。
小さい頃に沢山の曲と知り合うことは一生の財産です。
沢山の曲を弾くにはソルフェージュや基礎が大切。
ソルフェージュや音階の基礎、幅広い時代の曲も同時に進めるのは
なかなか難しいものですが、コンクールの曲の合間に
息抜きを兼ねて他の課題も出来るよう、これからは積極的に
勧めていこうと思いました。
沢山の生徒さんがコンクールやオーディションを受けました。
殆どの生徒さんが賞を貰って、中には1位を受賞する生徒さんも。
残念ながら賞を貰えなかった生徒さんも、本当に頑張って
得たものはあったはずです。
夏に始まったコンクールで
地区予選→秋の地区大会→年末の全国大会
と順調に進むのは嬉しいですが、生徒さんも私も
『長いね〜』とちょっと疲れ気味。
コンクールを受けるのは励みになり、また曲を仕上げるプロセスを
学べるのが良いのですが、限られた練習時間とレッスン時間では
どうしてもコンクールで弾く曲以外のことが疎かになりがちです。
小さい頃に沢山の曲と知り合うことは一生の財産です。
沢山の曲を弾くにはソルフェージュや基礎が大切。
ソルフェージュや音階の基礎、幅広い時代の曲も同時に進めるのは
なかなか難しいものですが、コンクールの曲の合間に
息抜きを兼ねて他の課題も出来るよう、これからは積極的に
勧めていこうと思いました。
2014年7月29日火曜日
ドビュッシー『沈める寺』
最近ドビュッシーの前奏曲第1巻に取り組んでます。
全12曲のうち半分くらいしかしか弾いたことがなかったのですが、
全曲いっぺんに弾いていみると、よくこれだけいろんな響きを
創りだしたものだと感嘆します。
私が子供の頃によく聴いて神秘的な気分になった『沈める寺』
ドビュッシーがピアノロールに収めてます。
この曲は5〜6世紀の伝説からヒントを得て作曲されたと言われています。
ブルターニュにイスという街があって、その街全体はその昔海に
沈んでしまったがある時その姿を表わし、また沈んで行く様子だと
言われています。
本当は登場人物もいてもうちょっとドロドロした複雑な伝説のようですが。
聴いてみるといかにも何もないところから街と浮かび上がってくる感じ。
中間部はどんどん教会が迫ってきて、パイプオルガンや
合唱の響きが聞こえます。
そして街と教会はまた海の中に沈んで戻っていきます。
子供の頃は『沈める寺』という題名から日本のお寺を
イメージしてました、まったく(笑)
だってドビュッシーって東洋的な響きを使ってるし。
大人になって題を見たら"La cathédrale engloutie"、カテドラルって
教会、それも大聖堂と言われるものじゃないですか。
随分曲に対するイメージがガラッと変わりました。
訳って大切ですよね。
寺って言うと情緒がありそうな感じでかっこ良く響くけど
私のように間違ったイメージを持つひとっていると思うので(?)
変えたほうが宜しいかと。
ドビュッシーの演奏は淡々としていてとてもシンプルに感じます。
作曲者の自作自演って大抵そう感じるんですよね。
第3者が演奏するほうが思い入れたっぷりに聴こえる。
それとこの『沈める寺』、楽譜通り弾くとすごーく遅く感じる箇所が
あるのですがドビュッシーはそこの所を倍速にしています。
ちゃんと楽譜に書いておいてください、お願いしますよ、ドビュッシー様!
全12曲のうち半分くらいしかしか弾いたことがなかったのですが、
全曲いっぺんに弾いていみると、よくこれだけいろんな響きを
創りだしたものだと感嘆します。
私が子供の頃によく聴いて神秘的な気分になった『沈める寺』
ドビュッシーがピアノロールに収めてます。
この曲は5〜6世紀の伝説からヒントを得て作曲されたと言われています。
ブルターニュにイスという街があって、その街全体はその昔海に
沈んでしまったがある時その姿を表わし、また沈んで行く様子だと
言われています。
本当は登場人物もいてもうちょっとドロドロした複雑な伝説のようですが。
聴いてみるといかにも何もないところから街と浮かび上がってくる感じ。
中間部はどんどん教会が迫ってきて、パイプオルガンや
合唱の響きが聞こえます。
そして街と教会はまた海の中に沈んで戻っていきます。
子供の頃は『沈める寺』という題名から日本のお寺を
イメージしてました、まったく(笑)
だってドビュッシーって東洋的な響きを使ってるし。
大人になって題を見たら"La cathédrale engloutie"、カテドラルって
教会、それも大聖堂と言われるものじゃないですか。
随分曲に対するイメージがガラッと変わりました。
訳って大切ですよね。
寺って言うと情緒がありそうな感じでかっこ良く響くけど
私のように間違ったイメージを持つひとっていると思うので(?)
変えたほうが宜しいかと。
ドビュッシーの演奏は淡々としていてとてもシンプルに感じます。
作曲者の自作自演って大抵そう感じるんですよね。
第3者が演奏するほうが思い入れたっぷりに聴こえる。
それとこの『沈める寺』、楽譜通り弾くとすごーく遅く感じる箇所が
あるのですがドビュッシーはそこの所を倍速にしています。
ちゃんと楽譜に書いておいてください、お願いしますよ、ドビュッシー様!
2014年7月14日月曜日
ポゴレリッチ『ショパン:ピアノ協奏曲第2番』
ポゴレリッチのライブ録音。
ショパン:協奏曲第2番。
多分1980年代前半でしょう。
かっこいいですね!
若々しくて強引な表現も魅力。
アバドともCD録音していて、私も昔何度となく聴きました。
大きくて素晴らしい手、こんな手で一度ピアノを
弾いてみたいものです!
ショパン:協奏曲第2番。
多分1980年代前半でしょう。
かっこいいですね!
若々しくて強引な表現も魅力。
アバドともCD録音していて、私も昔何度となく聴きました。
大きくて素晴らしい手、こんな手で一度ピアノを
弾いてみたいものです!
毎日の練習がもたらすもの
ある年中さんの男の子、ピアノを始めて半年ぐらい経ちました。
最初は毎日練習させるのが大変とお母様が苦労されていましたが
最近は自分から『あ、ピアノの練習しなくちゃ!』と
ピアノに向かうようになったとお母様が喜んでいらっしゃいました。
先日のおさらい会では私と3曲も連弾の曲を上手に弾けて
本人もご満悦だったようです。
ピアノって時々ではなく毎日少しでも練習すると上達が早いのです。
水泳などと違ってそこが大変なところなのですが、
小さい頃から毎日コツコツ積み上げると結果が出る!ということを
知るにはうってつけの習い事だと思います。
この男の子もきっと小学校に入って毎日の宿題やお勉強を
する時に、ピアノでこういった習慣を経験しているのは
大きな強みになると思います。
ピアノはもちろん音楽を楽しむために習うのですが、
気づかないうちに相乗効果も期待出来ますね。
最初は毎日練習させるのが大変とお母様が苦労されていましたが
最近は自分から『あ、ピアノの練習しなくちゃ!』と
ピアノに向かうようになったとお母様が喜んでいらっしゃいました。
先日のおさらい会では私と3曲も連弾の曲を上手に弾けて
本人もご満悦だったようです。
ピアノって時々ではなく毎日少しでも練習すると上達が早いのです。
水泳などと違ってそこが大変なところなのですが、
小さい頃から毎日コツコツ積み上げると結果が出る!ということを
知るにはうってつけの習い事だと思います。
この男の子もきっと小学校に入って毎日の宿題やお勉強を
する時に、ピアノでこういった習慣を経験しているのは
大きな強みになると思います。
ピアノはもちろん音楽を楽しむために習うのですが、
気づかないうちに相乗効果も期待出来ますね。
2014年7月1日火曜日
おさらい会が終了しました
6月28日(土)に渋谷区総合文化センター内の練習室にて
おさらい会を行いました。
初めて人前で弾く生徒さん、次の日にコンクール本番の生徒さん、
フルートと共演した生徒さんなどなど、バラエティに富んだ
プログラムで練習の成果を披露してくれました。
次の教室イベントは1月の発表会です。
今日からもう7月!
発表会の日はあっという間にやってきそうです。
おさらい会を行いました。
初めて人前で弾く生徒さん、次の日にコンクール本番の生徒さん、
フルートと共演した生徒さんなどなど、バラエティに富んだ
プログラムで練習の成果を披露してくれました。
次の教室イベントは1月の発表会です。
今日からもう7月!
発表会の日はあっという間にやってきそうです。
登録:
投稿 (Atom)
個人のお宅でのコンサート
久々のコンサートでした。 ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを 開かれている方にお声をかけていただき出演しました。 60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。 特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。 黒塗りされていない木目のピアノからは...
-
久々のコンサートでした。 ご自宅にブリュートナーを置かれて時々コンサートを 開かれている方にお声をかけていただき出演しました。 60年ほど前に製造されたブリュートナーはよく響く懐かしい音がします。 特にドビュッシーやフォーレにピッタリの音色。 黒塗りされていない木目のピアノからは...
-
ソプラノの瓦愛都さんとメゾ・ソプラノのルチア・トドランLucia Todoranさん とのコンサートが国立の洋菓子店「白十字」のサロンで行われました。 瓦愛都さんと 終演後 お二人はルーマニアの音楽院で共に勉強してきた仲間。 ...
-
レッスンに通っておうちで練習する以外に上達する方法 があります。 「音楽をたくさん聴くこと」 です! みなさんのおうちではどれくらい音楽を聴いていますか? 様々な音楽を聴くことで演奏表現の引き出しが自然と増えます。 音楽を聴いて心を揺すぶられる経験、音楽そのものに憧れる経験、...

